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肉食と雑食の違い

CARNIVORES OR OMNIVORES

愛犬・愛猫の
身体のしくみを理解すれば、
本当にあげるべき
食事が見えてきます。

愛犬・愛猫の食いつきだけで、
ペットフード゙を選んでいませんか?
普段何気なくあげている食事でもあなたの愛犬・愛猫の身体に
負担をかけてしまっているかもしれません。
犬や猫の身体のことをしっかり理解し、
適切な食事をあげましょう。

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犬・猫は雑食?肉食?

CARNIVORES OR OMNIVORES

犬はハイイロオオカミ、猫はリビアヤマネコといった肉食動物のDNAを受け継いでいます。そのため、体内器官の働きは祖先となる動物から全く変わっていません。
犬・猫の歯や顎の仕組み、腸の長さなどは本来の食性である肉を消化するための構造になっており、唾液には炭水化物の消化を行うアミラーゼが含まれていません。

犬と猫の起源

犬の起源は
ハイイロオオカミ

猫の起源は
リビアヤマネコ

具体的に
どんな身体の構造?

BODY STRUCTURE

歯や顎の仕組み

尖った歯しか持っておらず、顎は縦にしか動かせないため、肉や魚を丸呑みしたり、噛み砕いたりすることに適した構造になっています。その反面、植物などはすり潰しづらくなっています。

草食/雑食動物(ウシ)は平坦な歯を持っており横に動かせる 肉食動物(イヌ/ネコ)は歯が鋭利で縦のみ動かせる

腸の長さ

肉類の消化に適している短さになっています。その反面、消化しづらく時間がかかる植物の消化に適した長さにはなっていません。長い腸は草食動物が保有しています。

草食/雑食動物(ウシ)は長い腸 肉食動物(イヌ/ネコ)は短い腸

唾液の成分

唾液の中に消化酵素アミラーゼ(炭水化物を消化するための消化酵素)が含まれていないため、炭水化物が消化しづらくなっています。

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